E:これは覚えていればでいいんだけど、文化的な違いもあると思うけど、現地のお薦めのスポットというか、印象に残っているところだけでいいな。ここはお薦めみたいな。
現地の行動はたぶん、その日その日で決めているから、初めて海外旅行に行く人みたいに、ここに行こうというのは、たぶんないと思うんだよね。だけど、その中で印象に残った土地とか、ここはヤバイというところ。国ごとでなくていいから、覚えているところだけでいいよ。

O:インドは北のほうに行くんだったら、ジャイプルという町はすごくいい。わりと、首都のデリーから近いところなんで、けっこうインドに旅行する人は、ルート的に必ず入るところだと思うけど、わりとそんなに人がいないと言っても、インドだからいるけど、わりとちょっと地方都市みたいな感じだし、けっこうゆったりした雰囲気でよかったかなと。
あまりごみごみしていない、インドの中では。わりと首都から近いから行きやすいというのもあるし、町としては、町全体としてよかった。あとは、インドは行くなら絶対南のほうがいい。人が全然違うね。
北インドは旅行者が多いから、結局ちょっと詐欺まがいとか、ぼられたりというトラブルが多いけど、南インドはそういうのが少ないから、全体的に人が親切だし、そういうトラブルが少ない。
基本的に町の中の移動は、リクシャーというオート三輪みたいな乗り物に乗る。日本で昔あったの、知っている? オート三輪って。
E:古い車は三輪だったりするじゃない。
O:ああいうのをもっと小型化、たぶん機能的にはバイクだと思うけど、オート三輪みたいな。東南アジアはだいたい名前は違っても、だいたいどこにでもある、そういうものが。
そういうので町の中を移動するのが基本なんだけど、まず料金は交渉制で、どこからどこまで行きたいけど、いくら掛かるという質問をして、いくらと言われたら、それは高いとか、それでよければ払うし、もちろん降りてからだけど、払うのは。
そういう交渉をするけど、本来はメーター制なのね。誰もメーターで走っていないけど。現地の人はメーターで走るけど、旅行者は相場がわからないから、ぼられるから、メーターに細工するのはざらにあるから、交渉制なんだけど、南インドで一回だけ、もちろん交渉して乗ったけど、そのインド人が勘違いしたのか、メーターを普通に倒して走り出したのね。だから、しめたと思って、いくら実際には掛かるのか、見ていたの。当然、メーターより高くぼられているのはわかっているから、ぼられていても、自分で納得のいく値段と思って交渉したからかまわないけど、どのぐらい差があるかを測ってみたら、交渉して20ルピーという距離でオッケーしてメーターで18.5だったのね。これはすごいなと思って、ほとんど差がなかった。
普通倍ぐらい取られるという話はざらにあるから、そんなにぼっていなかったのだと思って、その辺がだいぶ、向こうも正直にたぶん商売しているのだなというのを感じたね。だから、全体的に旅行しやすかったね、南インドは。その代わり、日本人の旅行者にほとんど出会わなかった。2週間以上いて、たぶん3~4人しか会っていないと思う。
北インドは、それこそ1時間歩けば10人とか20人とか、平気ですれ違ったり、そういうかいわいに行けば、山のようにいるから、日本人は珍しくないんだけど、南インドは本当にいなくて、全然いないねと。そのときは友達と一緒で、本当にいないよねと話をしたぐらい、全然いなかった。
旅行者が少ないほど、旅がしやすい。そういう意味での旅は。ただ、情報交換はやっぱりしづらいけどね。
E:ずっと聞いていると、邪魔なのは、同じ国民という感じだね。
O:そうそう、いないほうがいいよ、絶対。
E:インド以外に、ここがよかったというのがある?
O:ラオスはすごくいいよ。ラオスはめちゃめちゃよかった。ここは今年、また行こうかなと思っているぐらい。

E:どんな感じ?
O:客引きがまず少ない。あまり寄ってこない。人もそんなにいないし、わりと、日本から直接行けないけど、タイから近いから、わりと旅行しやすい、行きやすいと言ったらいいかな。そういう諸条件が重なっているよね。
素朴な感じで、やっぱり素朴なところはみんな、好む傾向があって、昔はタイだったよね。タイは今、すごい急成長して物価も上がっているから、今は旅行者からは、若干人気は落ちているかな。昔はよかった的な。一時期、おれが学生の終わりごろ、1990年代後半から2000年あたまぐらいは、ベトナムがすごい評判だった。
